今週は結晶外部の産状が優れた個体だけでなく、さらに内部に高品位ルースが取れる宝石レベルの極美結晶標本のみにこだわって、【宝石結晶コレクション2】特別出品を行います。
サイズ：約38x30x6mm重量：約35カラット産地：Namalulu, Simanjiro District, Manyara Region, Tanzania.
タンザニアのナマルル地域からのレインボーラティスサンストーン、赤鉄鉱のイングルージョンが平行方向に密生するこの地域からのブラックサンストーンや銀や金の単色金属光沢を持つ赤鉄鉱イングルージョンが稀に格子状に並ぶラティスサンストーン一線を画す、標本両面のすべてのイングルージョンにカラフルな虹色が全面に出す正真正銘のレインボーラティスサンストーンです。さらに特筆すべきことはレインボーラティスサンストーンにしてほぼ流通のない4センチに近く、35カラットに達したかなり大きい個体です。地球上最も基本的な造岩鉱物である長石に何故か大変魅力を感じ、長石族鉱物を特に好んで集める個人のフェルスパーコレクションの中からの一点で、まるで極彩色の虹の糸で織り成した着物の帯のような、本気を出した長石標本です。 タンザニアの北部マニャラ州に位置する草原丘陵地帯であるナマルル地域から採掘された赤鉄鉱を内包する正長石標本はブラックサンストーンと呼ばれ、研磨された素材はアクセサリーとして利用されていますが、実はこの地域にレインボーラティスサンストーンの存在も確認できます。レインボーラティスサンストーンとは干渉構造を持つ赤鉄鉱のイングルージョンが格子状に内包する長石で、ラティスは格子のことを指します。オーストラリアしか産出しないと広く宣伝されますが、実は世界中にもう一つの産地であるタンザニアからも採掘されますが、この地域の典型的なブラックサンストーンから非常に稀な割合で発見されています。ナマルル地域からのサンストーンのほとんどは正長石結晶の内部に銀や金の単色金属光沢を持つ細い線状赤鉄鉱の内包物が平行方向で密生し、虹色の干渉色を持つレインボーサンストーンも確認できます。さらに非常に稀に格子状の並び方の個体が発見できますが、虹色の干渉色がほとんど出さないラティスサンストーンの場合が多く、欠かせない二つの要素であるレインボーとラティスのどちらしか確認できません。こちらの標本はナマルル地域からのレインボーラティスサンストーン、赤鉄鉱のイングルージョンが平行方向に密生するこの地域からのブラックサンストーンや銀や金の単色金属光沢を持つ赤鉄鉱イングルージョンが稀に格子状に並ぶラティスサンストーン一線を画す、標本両面のすべてのイングルージョンにカラフルな虹色が全面に出す正真正銘のレインボーラティスサンストーンです。さらに特筆すべきことはレインボーラティスサンストーンにしてほぼ流通のない4センチに近く、35カラットに達したかなり大きい個体です。地球上最も基本的な造岩鉱物である長石に何故か大変魅力を感じ、長石族鉱物を特に好んで集める個人のフェルスパーコレクションの中からの一点で、まるで極彩色の虹の糸で織り成した着物の帯(画像1,8)のような、本気を出した長石標本です。 この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。

注意事項
※写真は白熱灯環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。