今から40年以上前に、カーグラフィックの二玄社から出版された、日本を代表するテクニカルイラストレーター猪本義弘氏の超精密自動車透視図を集めてた作品集です。内容は、1906年、Locomobile 90HP”Old 16”を始めとして、1912年、Mercer Type 35R Raceabour、1920年、Ballot 3-Liter Indanapolis Recing Car、1925年、Ford Model T Touring Car、1930年、Aston Martion intermational 、1931年、Alfar Romeo 8C 2300 Corto Zogato、1935年、Auto Union B-Type、1938年、Rolls Royce Phontoｍ Sedarnca de Ville,、1948年、Ｆｅｒｒａｒｉ Ｔｉｐｏ 166 Inter Spider Corsa、1951年、ＢＲＭ Ｔｙｐｅ 15、1954年、Mercedes Benz 300SL Coupe、1958年、Ｆｅｒｒａｒｉ 250 Ｔｅｓｔａ Ｒｏｓｓａの12枚です。いずれ劣らずその精密さには目を見張る物が有り、一枚ずつ額に入れて飾っておきたい、そんな作品ばかりです。その他に、精密画に登場する車がレースで走行するシーンを、欧米のイラストレーターが描いたカラーイラストが7枚同封されており、これもまた見ごたえのある作品達です。出版された当時でも刷り部数は多くは無く、今では貴重な一冊だと思われます。絵は横50㎝縦37㎝の大判サイズです。外箱は経年変化でヤレが見られますが、12枚のイラストはオリジナルのままです。但し、同封のレースイラストの一枚にはシミが見られます。