超入手困難/激レア【警察庁刑事局】捜査シリーズ 或る強盗殺人事件の解剖【幸浦事件捜査概要】拷問王紅林麻雄によって作り上げられた大冤罪


▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼商品説明▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ ●ここまでご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

●本書は、国家地方警察本部刑事部、今の警察庁刑事局の前身組織が編集した、捜査シリーズの1巻『 或る強盗殺人事件の解剖』になります。
まえがきによれば、本シリーズは実際に発生した事件を厳選した上で、詳細に解剖し、あらゆる種類の事件処理の真髄を会得させるため、国警本部刑事部の権威ある事件関係者が執筆した教養資料とのことです。
本書のタイトルからでは、一体何の事件のことなのか全く分かりませんが、本書は有名な静岡県で発生した冤罪事件、【幸浦事件】の捜査概要を、事件の応援に入った国警の幹部が著した幸浦事件の貴重な一次資料となっています。
幸浦事件は、拷問王、捏造神等と極めて悪名高い、静岡県警が生んだ戦後の最悪の極悪刑事、紅林麻雄氏等によって作り上げられた、でっちあげ事件であったことが後年発覚し、２審までは死刑判決が出されていたものが、最終的には全員無罪となった冤罪事件です。

●本書はその事件の貴重な一次資料で、教養資料の体裁を取っていますが、内容は何一つモザイク無しのナマの事件捜査概要がそのまま掲載されており、時折教養として紅林麻雄氏が常に強調していた「地道な根気」と「現場監察の重要性」そして「推理力が捜査にとって如何に大切か」
ということをそのまま紹介しています。
更に最終項では「（公判で否認に転じている）〇〇（本文では実名）が犯人であることは動くことは無いであろう。」。
と捜査に絶対の自信を持っているとして結んでいます。

●幸浦事件の捜査概要については、静岡県警が発行していた刑事警察参考資料と、検察研究所が発行した検察研究叢書に、それぞれ警察と検察の別の角度からの詳細な捜査概要が掲載されていますが、内容は共に紅林式捜査を称賛する内容となっているためか、そのほとんどが処分されてしまっており、両書ともまず目にできない超希少本となっています。

●本書の状態は、写真の通り、表紙に押印があり、シミやヤケも多少ありますが、本文への書き込み等は一切なく、乱丁、落丁も全く無いため、発行年を考慮すれば相当きれいな状態だと思います。

●昭和25年1月28日発行。【捜査シリーズ第１巻】

●本書も類にもれず、まず目にできない超希少本で、貴重な幸浦事件の一次資料になります。
冤罪事件の研究者の方も必見の内容です。
この滅多にない貴重な機会に是非いかがでしょうか。

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